樹木医活動

弱ってしまった樹木を治療する「樹勢回復作業」

大切にされている木が弱っていき、原因がわからない。というご経験はありませんか?病気によるもの・害虫や気温の変化もしくは人の手によって変わってしまった環境によるものなど様々な可能性が考えられます。樹木と周りの環境に最も負担のかからないよう注意し、環境の改善や害虫駆除などの治療を行います。

治療前のヒマラヤスギ

治療前

治療前のヒマラヤスギ

盛り土撤去作業

治療後10年経過

安全性を高める「移植作業」

伐採するにはもったいない・切るのはかわいそう…などの理由から別の場所に移したいとの相談にも対応しています。無理やり移植したために木が弱ったでは本末転倒です。経験に基づく技術から庭園樹から巨木まで対応致します。

丹波市 カイズカイブキ移植

移植完了

倒木や落下の「事前予防措置」

危険な街路樹や公園の木の診断や伐採の提言などを行います。また、年に2,3回ほど定期的な診断に通い、樹木とその周辺環境に異変がないかの診断もします。依頼された場所が林のようなたくさんの木々に囲まれた場所の場合、時間と回数を重ねて一本一本確かめていきます。季節ごとに決まった病害虫が発生する樹木の種類もありますので専用の薬品を使った事前の対策が必要になってきます。

京都裁判所地内での落下危険枝を事前に診断