左の写真は針葉樹の断面ですが、いわゆる赤身(心材部)と白身(辺材部)にきれいに分かれています。
赤い部分は死んだ細胞で構成され、通常 養水分は白い部分を通っているというのが定説です。
つまり、外側の部分が枯れれば樹木は根から水分をあげることが出来ずに枯れるというのが一般的です
しかし、このウメモドキは辺材部が虫に因るものか刈り払い機によるものか辺材部を失ったにもかかわらず、
枯れずに生きています。
しかも、死んだ細胞の部分の心材部がみずみずしく生きて水分を通しています。
これまでに、スギなどで見たことがあったのですが落葉樹でもこのような現象が起こるのには驚きました。
樹種や辺材部が失った時期や環境、様々な偶然が重なればこのような現象は稀に起こるのでしょうか?
人為的に出来るか検証の必要があります